哲学者が考えた奇妙な10の思考実験 (6/6ページ)

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色に関して、彼女はありとあらゆることを知り尽くしている。色について、彼女が知らない物理的、化学的、神経生理学的な事象はない。が、1つだけ欠けているものがある。それは彼女がこれまですべての研究を白黒の部屋の中で行ってきたということだ。

 ある日、彼女は部屋から外に出て生まれて初めて色を目にした。知らなかった事象はない。前から知っているものばかりだ。ところで、実際に色を見たことで何らかの知識を得たのだろうか?

 この思考実験はフランク・ジャクソンが「メアリーが知らなかったこと(What Mary Didn’t Know)」という論文で発表したもので、哲学で最も深い問題の1つを扱っている。すなわち、知識とは何か、である。純粋な思考実験の領域においてさえ、私たちが知っているものとは何か知ることができないのだ。


via:10 Weird Philosophical Thought Experiments



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