【プロ野球】生き残りをかけた終盤戦。8月に調子を上げてきたモレル(オリックス)に来季はあるのか? (2/2ページ)

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■マイペースなモレル

 「パ・リーグはとてもレベルが高い。攻略するのは難しい。まだ時間がかかると思う」とモレルは言う。

 これは4月や5月の発言ではない。7月のはじめに飛び出したものだ。いったいいつまで待てば攻略できるのだろう? そのすぐ後、モレルは今季2度目の登録抹消となった。

 どうもモレルは、いつもマイペースに見える。感情を前面に表さない。三振をしても、ゆっくりと歩いてベンチに戻る。悔しそうなそぶりも見せない。そういう性格なのだろうが、もう少しアピールしてもよさそうなものだ。

■意外とお茶目なヒーローインタビュー

 そんなモレルも8月には調子を上げてきた。8月7日、京セラドームでのロッテ戦と9日のソフトバンク戦では、2試合連続でヒーローインタビューのお立ち台に登る。いずれも初回にタイムリーヒットを放ったからだ。

 そのインタビューで、モレル自身がプロデュースしたビールを買ってください、とファンにアピールした。球場内で販売している、“選手プロデュース・メニュー”のひとつだ。モレルにも意外にお茶目な面もあるのかもしれない。最近はチームメイトにも溶け込んでいるように見える。

■生き残ることができるか

 外国人野手で現在1軍登録されている選手は、モレルとボグセビックのふたり。ブランコ、クラークはファームで調整中だ。このなかで来季もオリックスにいる可能性のあるのは、モレルぐらいではないだろうか。

 しかし、そのモレルでも今のままの成績では厳しいだろう。もうひとがんばりして、よい成績を残すことを期待したい。

矢上豊(やがみ・ゆたか)
大阪在住の山本昌世代。初めてのプロ野球観戦は、今はなき大阪球場での南海対阪急戦と、生粋の関西パ・リーグ党。以来、阪急、オリックス一筋の熱狂的ファン。プロ野球のみならず、関西の大学、社会人などのアマチュア野球も年間を通じて観戦中。
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