【ビジネスクラス搭乗記】カタール航空のビジネスクラスに乗ってみた (1/7ページ)
カタール航空はカタールの国営航空会社でカタールのナショナル・フラッグ・キャリア。
日本航空も所属する世界規模の航空連合の1つワンワールドメンバーで、カタールのドーハにあるハマド国際空港を本拠地としています。
コードシェア便も含めると世界150都市以上に就航しています。
そんなカタール航空の機内サービスの評価は国際的にも非常に高く、イギリスのスカイトラックス社による「5つ星航空会社」に認定されている7社のうちの1つにも数えられています。
さらに2007年にはファーストクラスで「世界第1位」の称号を受賞、さらに中東地域におけるベストキャビンクルーの称号についても受賞しています。
また、日本ではあまり知られていませんが、保有機就航年数も平均約4年と世界の中で最も新しい飛行機を所有・運航しており、設立以来1度も重大事故を起こしていない、安全性も高い航空会社です。
さらに嬉しいカタール航空だけのサービスとして、乗り継ぎ時間が5時間から12時間ある乗客には、事前に申込が必要ですが、無料の市内観光ツアーが実施されています。また、さらに、乗り継ぎ時間が8時間を超える乗客には、ホテルの手配を専用カウンターで行う事も可能です。
そんな至れり尽くせりのサービスと、世界で最も新しい飛行機を運用し、安全性も非常に高い航空会社であるカタール航空のビジネスクラスとはどのようなものでしょうか?
今回は成田空港からカタール・ドーハのハマド国際空港までの路線のビジネスクラスについてご紹介します。
・ビジネスクラスの座席とアメニティ
カタール航空の成田→カタール間(QR807)はBoeing 777-200LR/Fで運行されています。
シートは長さが78インチ(約2メートル)、横幅は22インチ(約55cm)と広々とした設計となっています。
180度のフルフラットシートを倒せば、全長2メートルのベッドへと早変わりしてくれます。