最高にミュンヘンらしい景色を楽しめる、ペーター教会の塔に上ろう (1/3ページ)
南ドイツ、バイエルン州ンの州都ミュンヘン。
いつも観光客でにぎわうこの街の2大ランドマークが、ネオ・ゴシック様式の壮大な市庁舎と、ネギ坊主のようなユニークな頭の塔をもつフラウエン教会です。
市庁舎とフラウエン教会のそれぞれに街を見渡せる塔がありますが、それでは2大ランドマークのうち、いずれかが欠けてしまうことになります。
しかし、市庁舎とフラウエン教会の両方を望む、もっともミュンヘンらしい風景が見られるスポットが別にあります。それがペーター教会の塔。ミュンヘンでどこか一ヵ所だけ塔にのぼるなら、間違いなくペーター教会がおすすめです。
ミュンヘンのへそ、マリエン広場から延びる路地、リンダ―マルクトを少し入ったところにあるペーター教会は、その起源を13世紀にさかのぼる、ミュンヘンでもっとも古い教会です。
高さ92メートルの塔の上から見るミュンヘンの風景は壮観。塔への入り口は教会の入り口とは別になっていて、塔の横の売店で入場料を払います。
294段の狭い階段を歩いてのぼるのは大変ですが、そのぶん塔の頂上に着いて視界が開けたときの気分は爽快です。塔の上も狭いので一苦労ですが、ぐるりと一周して360度のパノラマを楽しむことができます。
市庁舎とフラウエン教会を同時に望む、「これぞミュンヘン!」という風景。この景色を見ずしてミュンヘンを去ることはできません。