【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#38 子どもが失敗するのはわかるのでつい手や口を出してしまいます (2/2ページ)
これらの言葉は失敗したことについてなじったり、責める言葉ではありません。
運動会で1等賞になれなかったり、テストで良い点が取れなかったりするときもあります。
けれども、結果が伴わなくとも練習したことで体力は向上していますし、勉強したことで学力はアップしているはずです。
■失敗や挫折、つまずきを通して成長していく「わが子に失敗はさせたくない」「かわいそうな思いをさせたくない」というのは親の愛情ですが、子どものためには決してなりません。
運動会で1等賞になれない、ゲームで負けて大泣きする……こんな小さな挫折体験を通して精神的に強くたくましくなっていきます。
子どもが失敗して悲しんでいる姿をみたくないと思っても、先回りしすぎないように注意しましょうね。
【参考・画像】
※ 『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』
※ 『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』
※ Poznyakov / shutterstock
【著者略歴】
※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』