【テキトー母さん流☆子育てのツボ!】#39 毎日同じ絵本を読まされて、うんざりしてしまいます (2/2ページ)
登場するキャラクターが、お爺さん、お婆さん、孫娘、犬、ネズミ……と変わるだけで、文章はほぼ一緒。
めんどうくさくなったので、こう省略しました。
「畑にカブがありました。なかなか抜けませんでしたが、最後にネズミがやってきて手伝ったらとうとう抜けました。ちっぽけな者の力でも役に立つのですね!」
教訓をからめて要約して終了!
子どもは不満たらたらで、「ちゃんと読んで!」と怒りました。
■子どもは同じ言葉を聞いて母国語を増やしている子どもは同じ文章を繰り返し読んでもらうことで、その言葉を母国語として吸収しています。
「突然、犬が出てきてびっくりしちゃった」という言い回しをする子は、「突然、鬼が出てきました(大工と鬼六の話)」を繰り返し読んでもらっていた経験があるのです。
寒い冬の日、「手がかじかんでしまった」とお喋りできる子どもは、「マッチ売りの少女」を何度も読んでもらっていたりします。
1回だけしか触れていないと母国語にはならないですよね。
意識していなければ、家庭内で飛び交うのは「早くしなさい」「ちゃんとしなさい」「きちんんとしなさい」などの貧弱なシンプルセンテンス だけです。
機関銃のように毎日怒っているママは、「絵本の表現豊かな文章が、自分の足りない言葉の部分をカバーしてくれているんだわ」と思い、辛抱して、トコトン付き合ってあげてくださいね。
【参考】
※ まつい ただし(1965)『ももたろう (日本傑作絵本シリーズ)』(福音館書店)