身近な薬で薬物依存症に?着目すべき薬の有効性と危険性 (1/4ページ)

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薬物依存症は、覚せい剤など違法の薬にかぎったことではなく、市販されていたり、処方されている薬で引き起こる危険性もあります。

特に注意すべきなのが「頭痛薬」「精神安定剤」「睡眠薬」「下剤」です。身近な薬に依存することによっても、重篤な症状が起きる場合も十分に考えられます。

そこで今回は「身近な薬による薬物依存症」と題し、原因、危険性、抜け出す方法を薬剤師の吉澤先生に解説していただきました。 頭痛薬依存 頭痛薬

原因
頭痛発作への不安から鎮痛薬を頻繁に服用するようになり、飲む回数や量が増えていきます。その結果、脳が痛みに敏感になり痛みの閾値が下がります。

閾値が下がるとは、例えば痛み数値で表した場合、以前なら痛みが7になった時が我慢できない痛みだったのに、頭痛薬に依存するようになると痛みが4でも痛みに耐えられなくなるような現象です。

危険性
頭痛薬依存となり痛みの閾値が下がることで更に頭痛薬を使用するようになると薬物乱用状態になり、薬剤性のひどい頭痛を起こす危険性があります。

抜け出す方法
頭痛薬の中止後、その反動で離脱頭痛と呼ばれる激しい頭痛や吐き気、嘔吐などが起こる可能異性がありますので医師の指導のもとに中止することが必要です。

最初の1~2週間は、離脱頭痛などが起こりやすいですが、徐々に頭痛が減り、もともと持っていた頭痛の症状に戻ります。そこから片頭痛などのもともとの頭痛に必要な治療を行っていきます。
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