【ゴローパパの泣き笑い育児 #01】グラ太の「便秘狂想曲」 (2/3ページ)
声を張り上げ、生後18日目でカンチョウをしてほしいと告げると、
「1ヶ月検診までは、産院に行ってくださらないと困るのよねぇ」
あれ!? 人情派じゃ……ない………?
おばあちゃん先生は「やれやれ」といった感じで渡した母子手帳を見やると、
「2,530グラム!?……未熟児ギリギリねぇ」
このクソババア、こっちが気にしていることをズケズケ言いやがって! だからできるかできないのか、どっちなんだよ!
「あのお!だから綿棒カンチョウのほうは、どうなんですか!」
耳が遠いのとこちらの怒りがMIXし、もはや怒鳴り声でそう聞いた。するとババアは別室に。「何だ、やってくれるのかよ……」と安心した瞬間、こちらに戻ってくると、
「そういうの、ウチではできないのよ」
何の間だったんだよ! いったん別室に行ったの、何だったんだよ!! カンチョウしてくれよ、カンチョウ!!
その一部始終を見ていた看護婦(60代)が、
「赤ちゃんの保険証まだできてないみたいなんで、初診料3,750円かかりますけ……」
「払いますよ!!」
ここでカネの話する!? ボクは看護婦(60代)にかぶせるように吐き捨てた。するとババアが、
「保険証がまだできてないのに、連れて来たのはそっちじゃない」
まるで「面倒くさいの持ち込まないでくださらない?」と、言わんばかりに。
「もういいよ!!」
渾身の力でバタン!とドアを閉め医者を後に……って、またカンシャクを起こしてしまった。それに付き合わされたりえちゃんは、また辟易とした顔でもしてるのではと振り返ると、
「グラ太の保険証つくったら、ソッコーで3,750円取り返してもらうから! チクショウ!!」
アンタもキレてんのかいっ!
グラ太を抱え、わが家に戻る途中、ふと思い出す。そう、グラ太とウンチには因縁浅からぬものがあることを……。