【ゴローパパの泣き笑い育児 #01】グラ太の「便秘狂想曲」 (3/3ページ)
■ウエルカムウンチ事件
あれは生後4日目、りえちゃんもグラ太も入院中の産院に、沐浴講習に行ったときのこと。看護師さんの指示通り肌着を脱がせ、オムツを脱がせ。オムツはまだキレイで、「シッコもウンチもしてないねえ」と言い、両足を広げ肛門を確認した瞬間だった。
モリモリモリモリモリモリ………!!!!
まるで花火のへび玉のようなウンチが、モリモリモリと飛び出してきたのだ。
「何てお迎えだ!」
これが、かの“ウエルカムウンチ事件”である。
自宅に戻ると、ネットで赤ちゃんの便秘解消に効果大と聞いた綿棒浣腸について情報を探すべく、“赤ちゃん 綿棒カンチョウ”で検索。一通り学習し、いつもならこういう怖いことは「やってよ」とりえちゃん任せにするのだが、いうても俺は父親だ。綿棒を手にすると、息子の尻と対峙した。
そう、これはウンチというお宝が詰まった金庫だ。
僕は綿棒という名のキーを、グラ太の肛門という名のカギ穴にズブリと差し込んだ。
「オギャッ!」
グラ太のリアクションが部屋に響く。
お宝出てこい、お宝出てこい……。
カギを開けるように、綿棒を左にグリグリ、右にグリグリ。
すると……、
モリモリモリモリモリモリ……!!!!
「出た! やっぱヘビ玉ウンチ!!」
りえちゃんも思わず絶叫。そしてグラ太にも笑顔が!
たぶん一生の仕事となるであろう、子育て。
ぼくはようやく、その扉をノックしたばかりだった。
【参考・画像】
【著者略歴】
※ 村橋ゴロー・・・72年、東京都出身。大学生のときライターデビュー。以降、男性誌から女性誌、学年誌など幅広い分野で活躍。千原ジュニア、田村淳、タカアンドトシ、次長課長、高橋克典など多くの芸人、俳優陣の連載構成を手掛ける。3年に及ぶ、自身の不妊治療奮闘記をまとめた著作『俺たち妊活部』(主婦の友社刊)が好評を博す。また主な構成/著作に、『すなわち、便所は宇宙である』シリーズ(千原ジュニア著・扶桑社刊)、累計200万部突破した『GO!GO!バカ画像シリーズ』、『裏モテの秘策』(ともにKKベストセラーズ刊)などがある。結婚以来11年間、炊事・洗濯・掃除をこなす兼業主夫でもある。