【不朽の名作】あのバブル時代でなければ出来ない作品自体が長大なCM「彼女が水着にきがえたら」 (3/3ページ)

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他にもショルダーホン(当時の携帯電話)や携帯テレビなど、最新アイテムの数々が登場し「買わないと置いて行かれるぞ!」と脅迫するかのようにアピールされる。

 この作品ではバブル時代の模範的な“イケてる”生活の風景を映しているという前提があるので、多量の商品広告が違和感なく、イケてるアイテムの描写として、すんなりと入ってくる。今となっては劇中のような浮かれっぷりは別世界の出来事のようだ。もはや時代劇を観ているような気分。作品内容的にはかなり微妙な部類だが、広告映画としてかなりの傑作と言っていいだろう。あの空気感は、おそらくあの時代でなければ出来ない。今では、当時を知る上で貴重な一作ではある。

(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)

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