ナダルを破った22歳プイユ「すべてのポイントが素晴らしかった」 [全米オープン] (2/3ページ)

テニスデイリー

そして近年10年にわたり、毎年必ずひとつはグランドスラム大会のタイトルを獲ってきた彼が、今やもう2シーズンもタイトルなしに終わっている。

 2016年のナダルは全豪の1回戦で敗れ、全仏では左手首の故障のため3回戦を前にして棄権。その故障のせいでウィンブルドン欠場を強いられ、総じて2ヵ月半の間、プレーできなかった。

 この試合で第4セットを取り、セットカウント2-2と追いついたナダルは、第5セットの最初のプイユのサービスをブレークし、それから4-2とリードした。しかしプイユはブレークバックして4-4と追いつき、勝負を降り出しに戻したのだ。

 アーサー・アッシュ・スタジアムの歓声はすさまじかった。プイユは試合後、「ときどき自分の声さえ聞こえなかったよ。自分に向かって『アレ(行け!)、アレ、アレ』と発破をかけていたときにね」と話している。

 まもなく彼らはタイブレークに突入し、プイユが6-3とリードして、最初の3つのマッチポイントをつかむ。しかし、いつもより頻繁にネットに出ていたナダルは、まだ諦めてはいなかった。そしてフォアハンドのウィナーとプイユの2本のフォアハンドのミスのおかげでスコアはまたもタイとなり、勝負は降り出しに戻った。

 「タイブレーク6-3になったときには、『これは勝つな』って思ったんだ」とプイユ。「でもそこから6-6になったところでは、心境は同じではなかった」。

 プイユは先のウィンブルドンまで、一度もグランドスラム大会で準々決勝に進出したことはなかった。しかし6-6からよろめいたのは、ナダルのほうだったのである。プイユは間違いなくボールがコート内に入るよう、やや短めのショットを打ち、守備的にプレーしていた。そのような簡単につけ込めそうなイージーボールのひとつに対し、ナダルは前進して彼のパワフルなフォアハンドを叩き込んだのだが、ショットは相手コートの代わりにネットを叩いたのである。

 「(その決め球を)僕は正しい瞬間に打った。自分をウィナーを打てるポジションに置いたんだ。そして僕はそれをミスした。それだけのことだ」とナダル。

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