【東松山市少年リンチ事件】かつて"不良少年"だった私が思うこと (1/2ページ)

東京ブレイキングニュース

【東松山市少年リンチ事件】かつて"不良少年"だった私が思うこと
【東松山市少年リンチ事件】かつて"不良少年"だった私が思うこと

 2015年2月に川崎市中一少年殺人事件が起きた。そして、また同じような事件が起こってしまった。埼玉県東松山市で井上翼さん(16)が兄弟を含む5人による少年のグループ五人による残虐な殺人事件(2016年8月29日現在、容疑者は殺意は否定)。五人のうち二人はその地域を根城とする不良少年グループに属していたようだ。

 実名は少年事件の為に一切報じられないが、名前を聞いた筆者は「え?」と思ってしまった。一言で言えばキラキラネームである。ネットを通じて犯人の実名が上がっているが、間違っている部分も多い。川崎市中一少年殺人事件の時と同様、容疑者等がSNSをやっていた為の弊害であろう。

 事件の残虐さはどんどん明らかにされている。容疑者5人は井上さんを全裸にして暴行、そして痙攣したので川に顔を付けて放置して逃げた。その暴行の際には動画を撮影した、というのだ。暴行の理由として「連絡が取れなかったから」「嘘を付いていたから」「バイクの売買による金銭のもつれ」等である。

『友人らによると、井上さんは少年たちと今年5月ごろに知り合い、今月17日には一緒に遊んだという。友人(16)は7月下旬ごろから、井上さんが「金を返さなきゃ」と繰り返しこぼし、「金を巻きあげられる」「万引をさせられる」と悩んでいた様子を覚えている。友人たちは「バイクのレンタル代として、翼の財布から1万7千円を抜き取られたこともあった」「万引を命令されて翼が渋ると、殴られていた」とし、「金や暴力の関係で(少年に)返信したくなかったんじゃないか」と話した。』(埼玉新聞8月26日)

 少年による事件が起こる度に、他の様々な少年事件と比較されるが、それは大きな間違いだと筆者は思っている。「まだ社会的には当然成熟していない少年が起こした事件」という指摘は間違いではない。

 だが、背景は全く違うと思う。今日の報道でもある評論家が「親に相談しなかったのか」と的外れなコメントをしていたが、この世代の親子関係は一番近くて遠い関係である。余程の事がない限り、また小学生でない限り親の出番はないケースが多い。

 筆者の少年時代と比べてみよう。実は筆者も少年時代は数度の逮捕歴がある。少年時代の最後の逮捕は「虞犯」という逮捕で社会から隔離された。

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