驚愕の新事実!アメリカで「10代の妊娠率」が減少している理由 (2/3ページ)

Suzie(スージー)

100%完璧な避妊方法がない現在、複数の方法を組み合わせることは妊娠を避けることに大きく貢献します。とても賢明な選択ですね。

前述の「思春期の直近3か月の性行為の研究」によると、アメリカ50州すべてで、あらゆる人種・民族で、ローティーンもハイティーンも出生率が減少しているのだそうです。

しかも、中絶も少しずつではあるのですが、減少しているのだとか。

10代の妊娠の減少の理由はあまりにシンプルでしたが、もうひとつの疑問が残ります。なぜ10代のカップルが、より頻繁により効果的な避妊をするようになったのでしょうか。

■安価に避妊ができるようになって妊娠率が低下

その答えには、ごく一例ですが、コロラド州の取り組みが挙げられます。

コロラド州は2015年に、10代向けに長期間、無料で避妊方法を提供するプログラムを推進しました。結果は大成功で、10代の妊娠率が40%下落したのだそうです。

避妊がより安価に、そしてより簡単にできるならば、みんなちゃんと避妊するということが明らかになったというわけですね。

これもシンプルですが、なかなか実現が難しいかもしれません。

というのも、進歩的なイメージがあるアメリカでも、学校での性教育はかなり保守的です。基本的には「禁欲を要求するのみの性教育」がほとんどなのだそうです。

確かに、コロラド州の取り組みには「10代の性行為を奨励するのか」と思う人がいるかもしれません。

しかし、この取り組みで10代の望まない妊娠が激減したことは確かです。

2016年9月現在、避妊についての具体的な情報を盛り込んだ性教育を実施しているのは、50州中18の州とワシントンDCのみで、意外に少ないのが分かります。

ということは、さらにまだ改善の余地がありそうですね。

ちなみに2006年のアメリカ政府の調査によると、禁欲を要求するのみ性教育を受けた10代は避妊をしない傾向があり、結果的に望まない妊娠や性感染症に陥るケースが多いそうです。

せっかく教育をしているのであれば、やはり効果的であってほしいですよね。

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