SMAP解散で考える「ビジネスなかよし」は罪なのか? (2/4ページ)
そもそも、〝ビジネスなかよし〟とは罪なのでしょうか?
本当は不仲なのに、〝仲がいいグループ〟として活動し、「なかよしな○○グループが大好き!」というファンに商品を提供する。
〝なかよしグループの商品〟だと思ったら、その実、〝深刻な不仲グループの商品〟だったとして、これは〝なかよし偽装〟といった罪になるのでしょうか。
●ジャニーズは、なにをもって〝なかよし〟なのか?
少し前に、食品では〝産地偽装〟という犯罪が話題になりました。
「国産牛と表示され、値段も相応だったのに、実は輸入牛だった」みたいなやつですね。
当然、偽装行為を働いた業者は責任を追及されましたが、タレントの場合はどうなのでしょう。
この場合難しいのは、「なにをもってなかよしとするか」という定義が曖昧なところです。
これが、家族や夫婦タレントの場合は、家族関係や婚姻関係といった指針があります。 たとえば、夫婦で旅行のCMに出ているのに離婚や別居、不倫などの事実が明らかになれば、「商品の品位や信用を傷つける」ことになり、損害賠償の義務を負うこともありましょう。
これは私の基準ですが、
「プライベートが不仲であっても、その決定的証拠が外部に漏れず、メディアを通した姿で十分〝なかよし〟を表現できているのなら問題なし」。
一方、「ファンにそれと悟られるほど険悪なムードを醸し、仲の悪さから商品のクオリティを維持できない、提供できない場合はNG」といった感じでしょうか。
もちろん、この基準は人によって異なりますので、「本当のなかよしでなきゃ、なかよしって言わない!」という人もいれば、「大人なんだから、ちゃんとコンサートやってくれればどうでもいい」という人もおられると思います。
●〝もうひとつの領域〟をもつ、ジャニーズの苦悩
考えるほどに、〝なかよし〟とは難しい言葉です。