「更年期障害」の漢方治療って?その効果について教えて! (1/2ページ)
「更年期障害」とは、閉経の前後の時期に、精神的・身体的な症状を呈することを指します。 例えば、急にパニック発作を起こしたり、顔が紅潮(ホットフラッシュ)したり、身体のさまざまなところに痛みが出たり、不眠、鬱などの症状が知られています。これらの症状を引き起こす原因は、女性ホルモンの減少が大きく関係しています。
今回は漢方薬をはじめとする更年期障害の治療法について、医師に教えてもらいました。
更年期障害の治療方法とは? 更年期障害の治療には、以下のようにさまざまな方法があります。
・ホルモンを補充する
・不眠や不安に効果がある安定剤を内服する
・痛みがあれば痛み止めを飲む
・経験を元にどのような状況で症状が出やすいかを知り、その状況を避けるように心がける
・漢方による治療
漢方薬ってどんなもの?【効果と使い方】 漢方では、西洋医学のように原因となる物質に直接作用する薬を用いるというよりは、体質の改善を重視します。気・血・水と呼ばれる、全身のエネルギー・血液・リンパなど体液の量や流れなどを診断して、それに合わせて漢方薬や鍼灸などが施されます。
更年期障害の症状のうち、頭痛や肩こりは血液のめぐりが悪いこと「瘀血(おけつ)」で、不眠やめまいは血液の量が足りないこと「血虚(けっきょ)」で、のぼせ・ほてり・動悸などは全身のエネルギーの流れが乱れていること「気逆(きぎゃく)」で起きていると考えられています。