ジョコビッチが今大会3度目の対戦相手棄権で準決勝へ [全米オープン] (1/2ページ)

テニスデイリー

ジョコビッチが今大会3度目の対戦相手棄権で準決勝へ [全米オープン]

 アメリカ・ニューヨークで開催中の「全米オープン」(8月29日~9月11日)は9日目、男子シングルスの準々決勝2試合、女子シングルスの準々決勝2試合などが行われた。

 男子は第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第10シードのガエル・モンフィス(フランス)が準決勝に進出。女子は元世界1位ながら現在はノーシードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)と第2シードのアンジェリク・ケルバー(ドイツ)が4強に名乗りをあげた。

 大会7日目からジュニアの部も始まり、日本勢は男子ダブルスの1回戦に臨んだ堀江亨(関スポーツ塾・T)/清水悠太(パブリックテニスイングランド)が接戦を制して2回戦に進出し、女子ダブルスで本玉真唯(S.ONE)がウクライナの選手と組んで同じく1回戦を突破した。

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 アーサー・アッシュ・スタジアムのナイトセッションには独特の高揚感があるが、今大会の話題をさらったフランス〈三銃士〉のひとり、ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が王者ジョコビッチに挑んだ準々決勝は、試合開始から最高のボルテージを見せた。ジョコビッチのサービスから始まった試合だが、ツォンガがポイントを得るたびにスタンドが沸く。第2ゲームをツォンガがキープしたときは、特に大きな歓声が31歳のチャレンジャーを後押しした。

 まるでもう佳境かという雰囲気だったが、観客は知っていたのだろう。第1セットをジョコビッチが奪えば勝利はあっさりジョコビッチのものだということを。ジョコビッチが第1セットを奪った試合に勝つ確率は過去1年のデータでは100%。キャリア全体でも史上最高の96%を誇る。

 ジョコビッチのサービスゲームの奪取率は過去1年では87.8%で、これはジョコビッチにしては低い順位のツアー7位だが、それでも相手にしてはブレークはたやすくない。それらを考えると、ツォンガがサービスゲームを序盤から落とすようなことがあれば、もう試合は終わったようなもの。この日、高い席で約2万5000円のチケットを買った観客の、ツォンガを後押しするムードには、競った試合を見たいという欲望が込められていた。

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