「乗り換えの達人集会」役に立つ乗り換えから、エクストリーム級の乗り換えまで!? (2/3ページ)

デイリーニュースオンライン

■乗り換え五番勝負! 人間は「乗り換え案内」に勝てるのか?

 続いてミュージシャンで「旅鉄」のオオゼキタク氏が語る。JR・私鉄全線完乗を果たした同氏によると、完乗のキモは乗り換えだという。

 いわゆる盲腸線同士の乗り換えを、いかにショートカットするかに心血を注いでいる同氏。

 この日は乗換案内vs.ヒトのバトルが行われた。果たして乗換案内に勝つことはできるのか!?

<1回戦 水天宮前―人形町>
徒歩ルートを提案したオオゼキ氏が見事に勝利。

<2回戦 新川崎―鹿島田間>
乗換案内も徒歩ルートを提案し、敗北。

<3回戦 スケールが大きくなり高知県奈半利から甲浦>
乗換案内が最短のバスルートを提案し、敗北。

<4回戦 さらにシビアになり、岐阜県北濃から福井県九頭竜湖>
バスと2時間強の徒歩で、なんとか勝てないかと模索するオオゼキ氏。7時間強掛かる乗換案内に対し、こちらは3時間強で勝利! ……と思いきや、バスが休日運休! イベント当日(日曜)の12時出発(当日は日曜)という条件で勝負しているためあえなく敗北。

<最終戦 山形県左沢―荒砥間>
こちらもバスと徒歩で勝てないかと考え、途中3時間12分の徒歩を交えつつ、計3時間34分の乗り継ぎを提案。

 対する乗換案内は、7分差で早着する結果。またしても人間側の黒星かと思いきや、ちょっと走れば早く着くだろうということで白星に! だが、総合結果は2対3で敗北を喫してしまった……。

■超ディープな空港ターミナル駅&船で出社!?

 その他にも独自の視点で乗換駅が紹介される。「ディープな空港ターミナル駅」を紹介するカネコヒデキ氏。北海道の女満別空港は、西女満別駅から歩いて30分程度だが、駅周辺は雑木林だらけ。

 鳥取県の米子空港駅も、駅前には通学用と思われる自転車が駐輪しており、とても空港駅とは思えないほどのギャップを醸し出している。

 日本エクストリーム出社協会の天谷窓大氏は、東京駅の「京葉線トラップ」を回避する裏技を披露。(有楽町乗り換えの際に発行される券がポイント)

 また、蒲田から東京への「エクストリーム乗換」を提案。船に乗りたいがために東京湾を逆回りで乗り換えながら出社するという、乗り鉄の筆者でもなかなか思いつかないアイデアを提案した。

 そして極め付けは、無料シャトルバスを乗り回す三浦昭彦氏。毎年開催されている六本木アートナイト開催時に運行される無料バスの乗り継ぎを実践した。

 品川からバス乗り継ぎがスタートし、六本木→新宿→池袋→(電車)→立川→六本木→渋谷→六本木→東京→上野と、ローラー作戦のごとく一晩中乗り継いだという。ちなみにアートナイトを見たのは乗り継ぎのたった数分だけだったとか……。

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