幸せになれる脳を作るとても簡単な2つのステップ (2/4ページ)

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負のバイアスの日常生活への影響

 その結果、「脳は悪い体験に対してはマジックテープで、良い体験に対してはテフロン」として作用するようになったとハンソンは記している。

 負のバイアスのおかげで、今日3ついいことがあったとしても、1つ悪いことがあれば、そちらにばかり気を取られてしまう。配偶者と5つの楽しい時間を過ごしても、1つのちょっとした喧嘩で台無しになってしまう。人が得るよりも失うことを嫌うのもそう。人生を気軽に楽しめないのもそう。全部脳のせいだ!

 負のバイアスは生存には有利だったかもしれないが、恐怖や不安は幸せのためにならず、精神衛生上も悪い。挑戦を受け止め、悪い体験を全体像の中の1つの出来事としてとらえ、ありのままの幸せを味わうことを妨げる。

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負のバイアスのバランスをとるために

 嫌なことや不安の中で暮らすことが私たちの宿命なのだろうか? そんなことはない。幸せが部分的に遺伝と大昔の経験の結果であるとしても、それはまた選択の問題でもある。
 
 「負のバイアスとのバランスをとる最良の方法は、常日頃から”良いことを取り込む”こと」とハンソンは説明している。”良いことを取り込む”とは、ポジティブな体験に目を向け、吸収することで、内面の力を養い、苦しみや危機感を最小限にすることだ。

 ただし、良いことを取り込むことは感情的な苦しみを否定し、人生の困難さやトラウマを無視することではない、とハンソンは強調する。そうではなく、悪い体験と同様に、良い体験にも気がつけるよう自分を鍛えるという意味だ。頭の中にお花畑を咲かせようというのではない。
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