幸せになれる脳を作るとても簡単な2つのステップ (3/4ページ)
相変わらず、暗い側面には目が向くのだ……そう、負のバイアスのせいで。
ずっと続く幸せを育てる小さな2つのステップ
だがちょっとした作業で負のバイアスとのバランスをとることができる。しかも、楽しい作業でだ! 一度やると決めさえすれば、おどろくほどシンプルなやり方で良い体験を取り込み、脳の回路を幸せにつなぐことができる。ハンソンによれば、その極意は「体験して、楽しめ」である。
ステップ1:体験せよ
良い体験を得ることは、それが美味しいランチのような些細なことであったとしても、脳のポジティブな感情を活性化してくれる。もっともいい結果を得るには、自分が安全な状況にいることを意識し、身の回りや内面にある良いことにきちんと集中することだ。そして、粗探しはしないこと。
ステップ2:楽しめ
良い経験をきちんと楽しむことだ。例えば、褒められたら、それを意識して、ほほえみ、味わう。ある作業が終わったら、やり終えた満足感を味わう。
こうやって体験を吸収することで、それが脳にインストールされる。およそ5秒、良い体験を反復して余韻を楽しむことができたら、それは長期記憶にインストールされる。
このステップを踏むことで、良い体験で脳を形作ることができる。やがて、良い体験の習慣が自然な構造として脳に組み込まれるだろう。すると、ますます人生に満ちている良いことに気がつき、味わえるようになる。こうした新しく出来上がった神経の構造を”幸せのバイアス”と呼ぶことにしよう。
「体験して、楽しむ」プロセスを続けるほどに、その脳への影響はどんどんと大きくなる。そして、幸せにつながることがますます上手になるはずだ。