専業主婦・二児の母から一転、AV女優へ。書籍『ゲスママ』の著者・神田つばき氏に聞いた「40代女の欲望」 (2/3ページ)

ブッチNEWS

結婚生活、子育て、自分なりに我慢もしてきたのに、「子宮取られちゃうの!? 私、女じゃなくなっちゃうの?」と、ショックでしたし、何か火が付いちゃったんです。「これで女を終わりにするなんて、いやかも……!」って。
 女の人って、自分の人生を劇的に変えるような出来事がないかな、といつも夢見ているものです。それはもう少女のころから、白雪姫とかシンデレラとか読んで育ちますから。
 30歳ならまだ、そんな夢物語が現実になってもおかしくない気がするけれど、40歳のシンデレラって想像しづらいんですよ。だから30代後半の女性の自分を変えたい願望ってものすごい熱量を持っているんです。
 その熱源に子宮けい癌がトリガーになって、おとなしかった私が暴発しちゃった!……そんな感じです(笑)

―女性の欲望は、20代、30代、40代、50代と変化していくものなのでしょうか? 変化していくものだとして、どのように変化していくのでしょう?

神田 性欲も性感も、20代はまだ発展途上なんですよ。最初はほんの一瞬イクだけだったのが、だんだん中も感じるようになる、奥も感じるようになる、人によっては「どこを刺激されてもイク」ようになる(笑)。
 憧れも不安も強い20代、「もっと感じられるはずだ」と気づく30代、実際に「アレもコレも感じる!」「まだまだ女なんだ!」と自分の肉体を再発見する40代、閉経で性欲もおだやかになり、相手のこともいたわってエッチできるようになる50代……ですね。
 40歳前後の頃は、朝、目が覚めた瞬間から、「やりたい……」って思ってました。私、どうかしてるのかもって悩みましたよ(笑)

―たとえば結婚して子供がいるという女性の場合、「妻」であり「母」であり「女」であるという複数の顔を持って生きることになり、全部を充実させたいと思っても、とても難しいと思うのです。「妻」でありながら「女」である、「母」でありながら「女」であることの難しさについて、どのようにお考えでしょうか?

神田 同じ家の中にいながら、昼は妻として母として、夜は女として……っていう演じ分けができなくなっていますよね。昭和中期まではそういう文化だったんですよ。

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