実は「青春18きっぷ」でもグリーン車に乗ることができる / しかもどこまで行っても同額

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実は「青春18きっぷ」でもグリーン車に乗ることができる / しかもどこまで行っても同額

JRが期間限定で販売している「青春18きっぷ」は、JRの普通列車と快速列車が1日乗り放題になる素晴らしい切符である。5回分を1セットとして販売しているため、1人で使うなら5日分となる。5回分で11850円なので、1回2370円という計算だ。

・「青春18きっぷ」は単体で使うもの
そんな「青春18きっぷ」は、特急券や指定席券をプラスして買ったとしても、乗車券として使用することはできない。もちろんグリーン券も同様で、「青春18きっぷ」を乗車券として使うことはできない。あくまで「青春18きっぷ」は単体で使うものなのである。特急にも新幹線にも乗れない。それがルールなのだ。

・グリーン車に乗ることが可能なケース
しかし、一部例外がある。「青春18きっぷ」を乗車券として使いつつ、グリーン券を買ってグリーン車に乗ることが可能なケースがあるのだ。たとえば、高崎線などの「湘南新宿ライン」がそのケースに当てはまる。

・快適な旅ができる
緑の窓口か券売機でグリーン券を購入し、高崎線などの湘南新宿ラインに乗れば、「青春18きっぷ」を乗車券として使うことができ、グリーン車に乗って快適な旅ができるのである。

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・780円でずっとグリーン車
余談だが、高崎線などの湘南新宿ラインの場合、どんなに遠くの駅までグリーン車に乗り続けたとしても、グリーン券は最大780~980円以上の値段にならない。よって、始点から終点まで乗ったとしても780~980円でずっとグリーン車に乗っていられるのだ。50キロ以下の短距離だとさらに安くなって570~770円でグリーン車に乗れる。

たとえば群馬県の高崎駅から東京都の新宿駅まで、約2時間の長い旅でグリーン車に乗り続けたとしても、780~980円である。その先まで乗っていっても、同じ電車なら追加料金なしでグリーン車に乗り続けられる。「青春18きっぷ」を乗車券がわりに使用しているから超お得。

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・赤は誰も座っていない証拠
湘南新宿ラインのグリーン車には、座席の頭上に赤と緑のランプがついている。赤は誰も座っていない証拠。グリーン券を買ったら赤い席に座りましょう。緑は誰かが座っていることを意味します。

・乗る前に買ったほうがお得
グリーン車に乗るということは、必然的に指定席に座るということになる。本来「青春18きっぷ」では指定席に座れないので、これもまた特例といえる。ちなみに、湘南新宿ラインに乗ってから乗務員に「グリーン車に乗りたい」と伝えてグリーン券を買うこともできる。しかしその場合、780~980円ではなく最大1040~1240円となる。よって、乗る前に買ったほうがお得である。

・湘南新宿ラインのグリーン券
平日: 770~980円 / 1030~1240円(車内購入)
土日: 570~780円 / 830~1040円(車内購入)

もっと詳しく読む: 実は「青春18きっぷ」でもグリーン車に乗ることができるんです(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2016/09/10/seishun-18-ticket-green/

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