『東京タラレバ娘』KEYに学ぶ! 男性の脈ありサイン (2/4ページ)
■今週の教科書『東京タラレバ娘』
本日、最新6巻発売の『東京タラレバ娘』は、アラサー以降が読むと身につまされて辛い作品です。 シナリオライターの倫子、居酒屋の娘・小雪、ネイリストの香は、高校時代の同級生。なにかというと小雪の店に集まり、3人で大酒をくらってます。
そこで出会ったのが、モデルのKEY。 彼女たちの女子会話を聞き、そうとう厳しい意見を浴びせます。
「いい歳して『痩せたら』だの『好きになれれば』だのなんの根拠もないタラレバ話で、よくそんなに盛り上がれるもんだよな…」
「オレに言わせりゃあんたらのソレは女子会じゃなくてただの…行き遅れ女の井戸端会議だろ」
とりわけ、仕事でからむ機会の多い倫子にはきつく当たります。
「この状況でそんなことも思いつかないなんて、アンタほんとに終わってるよ」
「なにかあったらすぐ女子会女子会って、ヒマな女同士でつるんでギャーギャー騒いで、今日はオレの話で盛り上がったんだろ?」
倫子はガンガン浴びせられる厳しい言葉に、いちいち反論します。
「あのね あなた、まだ新人だからわからないかもしれないけど」
「女同士でさわいで女子会ばっかやってるのをかわいいって思ってくれる男を捜すわ」
5巻までの間に、KEYと倫子が恋仲になるという展開ではないので、彼の厳しい言葉が「脈あり」とは言い切れません。……が、逆境にある主人公を叱咤激励する男性……どこかで覚えがありませんか?
『ガラスの仮面』の速水さま(紫のバラの人)ですよ! 演劇少女マヤを引き立てるために、彼は憎まれ役を買って出てマヤを挑発し、マヤに嫌われながらも影でひたすら応援を続ける、いたいけな速水真澄さま。速水さまに発奮したマヤは結果、つまずいてもつまずいても不死鳥のようによみがえり、演劇の世界に戻ってくるのです。
時代は変わり、相手は「超年上のやり手経営者」から「年下のタレント」に設定替えになりましたが、自分の尻をたたいてくれる人は、少女漫画的にはやっぱり恋愛のターゲットじゃないでしょうか。