写真で目が赤くうつるのはなぜ?赤目現象の対策まとめ (1/2ページ)
「写真を撮ったら、目が赤くうつっていた…」という苦い経験のあるみなさん。せっかくの思い出が、赤い目で残ってしまっては台無しですよね。しかし、この不思議な現象はなぜ起こるのでしょうか?今回は、写真で目が赤くうつってしまう原因と対策についてお届けします。
写真撮影をした際、目が赤くうつることを『赤目現象』と呼びます。そもそもこの赤目現象、明るい場所で撮影したときには起こらないということに、お気づきでしたか?みなさんも思い出してみてください。夜の屋外や暗い室内でフラッシュを使って撮影した写真に限って、赤目現象が起こっていることに気がつくでしょう。
フラッシュ撮影で目が赤くうつる理由は、目の構造と密接な関係があります。人間の目は眼球の奥に「瞳孔」があり、そのうしろに「網膜」が存在します。瞳孔が暗い場所では開き、明るい場所では閉じる働きによって、網膜に届く光の量を調整しているのです。
ところが、暗い場所でフラッシュ撮影をすると、開いた状態の瞳孔に大量の光が入り込み、その光は瞬時に瞳孔を通過して網膜まで到達します。網膜には沢山の毛細血管が集まっているために光がその毛細血管を反射させ、赤くうつってしまうというわけです。赤目の正体、それは網膜内を流れる血液の色だったのです。
どうしたら赤目を防げる?超簡単な3つの方法を大公開
赤目現象の正体がわかったところで、お待ちかねの本題に入りましょう。赤目対策のキーワードはズバリ、瞳孔をむやみに開かないことです。瞳孔は人間の意志で閉じたり開けたりすることはできませんが、これからご紹介する3つの方法を試せば赤目を防ぐことができます。
【その1 フラッシュ機能を使わないで撮影する】
フラッシュを使わなければ瞳孔が開く心配はありません。室内で撮影する際は部屋の照明をすべてつけて、明るい環境で撮影しましょう。屋外などで明るくできない場合は、カメラレンズの絞りを広げる(レンズに入る光の量を増やす)、ISO感度を上げる(暗い場所でも明るく撮影できる)、シャッター速度を遅くするといった方法で明るさを補いましょう。