【ゴローパパの泣き笑い育児】#03 猛烈な嫉妬に狂う「男おばさん」 (3/3ページ)

It Mama

そして、どこかに「俺はこんなに育児をやっているんだ」という驕りがあったのかもしれない。

それからというもの、すべてが「そういうもの」と許そうと努力した。暴れられてイラつかされても「育児ってそういうもの」、僕は在宅就労なので、保育園からの「38度の熱が!」にも対応し、すぐ病院に連れて行かなきゃならない。いくら締め切りが迫っていても「そういうもの」なのだ。

ある土曜の午後、「今週も乗り切った」と疲弊にまみれるりえちゃんは、グラ太はお昼寝をしていた。

先ほどまで横に並んで寝ていたのに、いつの間にかグラ太は、りえちゃんの頭を枕のようにして乗っかって、寝ていた。夢の中ですら、ママの愛情を浴びたいのだろう。いくら男親が頑張っても限界がある。それを思い知らされた。

それは虚しさというより、「敵わねえな」と半笑いで脱力してしまう、母親と子どもの結びつきだ。一心同体といってもいい。それを見て、本心で思えた。「俺がグラ太のために、好きでやってることじゃねえか」と。「それだけでいいじゃねえか」と。

親として、もうひとつ上のステージに行く特効薬や裏技はない。日々の子育てを通じ、心身ともに筋肉と持続力を、序々に身につけていくしかないのだ。

そのためグラ太は泣いて叫んで、日々、無理難題を突き付けてくる。

「パパ、もうひとつ上の親になれるかい?」と。

負けるもんかいっ!!

(村橋ゴロー)

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