アメリカ国防総省は真剣にAIとの戦争を恐れている。”ターミネーター”の登場に備えるべく研究を進めるペンタゴン (1/3ページ)
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もはや今となっては、映画『ターミネーター』のアイデアは現実のものとなってきつつある。この作品では、意識を持つに至ったグローバルコンピューターネットワークが人類を敵とみなし、それによって勃発した希望のない戦いを描いている。
世界では人工知能や無人車両の研究が進んでいる。厖大なデータを駆使して制御されるこれらは、倫理的な疑問も提起するものである。
アメリカ国防総省はそうした疑問を調査している、と説明したのは統合作戦本部副議長のポール・J・セルヴァ大将だ。
コンピューターによって車を運転し、飛行機を着陸させ、荷物を配送し、地球外の惑星を探査するというアイデアは、すでに現実のものとなっている。シンガポールでは無人タクシーの実験が実施され、グーグルも近い将来ピッツバーグで同様の実験を開始しようとしている。
火星ではいくつもの無人探査車が利用されている。米軍は世界中で無人機を展開。海洋科学者は遠隔操作の無人潜水艇で海洋の調査を進める。
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統合作戦本部副議長のポール・J・セルヴァ大将
人類はその危険性を認識しなければならない
無人兵器システム……だが、このアイデアは倫理的な問題も突きつける、とセルヴァ大将は言う。アメリカ国防総省は内外から専門家を募り、この問題に取組んでいる。こうした科学技術が実際に戦争で利用された際にどんな落とし穴があるだろうか。
「軍でやっていることについて気後れするところはありません。軍の責任者として私の仕事は、敵にもたらされる言語に絶する暴力を目撃することです。