なぜシェアハウスは若者世代に人気なの?ユニークな物件も紹介します (1/3ページ)

ハナクロ

なぜシェアハウスは若者世代に人気なの?ユニークな物件も紹介します
なぜシェアハウスは若者世代に人気なの?ユニークな物件も紹介します

2012年10月から2014年9月まで放送されていたテレビ番組、『テラスハウス』。一つ屋根の下で複数の男女が楽しそうに共同生活を送る様子を目にして、「シェアハウスっていいなぁ」と思った人も多いはずです。

美男美女6人のルームシェアを見ていると、そんな生活に憧れを持ってしまいますよね。実際に、シェアハウスは都内を中心に年々増え続けているのだそう。シェアハウスが若者の人気を集めるのには、こんな秘密がありました。

シェアハウスって?

シェアハウスとは、格安の賃料で住人との共同生活が楽しめる住居のこと。シェアハウスを専門とするひつじ不動産によると、日本におけるシェアハウス物件数と住戸数は、2013年の3月末では1,378物件、19,208戸だそうです。ここ数年は年率30%ほどで増加しており、3年間で約2倍となっています。

入居者の平均年齢は28.9歳。30代の割合も徐々に増加傾向にあるそうです。

若者がシェアハウスに集まる理由

ですが、他人と一緒に生活するなんて一見大変そうですよね。それなのに、なぜ若者はシェアハウスに集まるのでしょうか?

1:相談相手が近くにいるから

「KY文化」とも言える空気の中で育ったゆとり世代には、なかなか自分の悩みを打ち明けられる相手がいません。実家にいれば家族が相談相手になってくれるけれど、ひとり暮らしとなれば話は別。長い付き合いの友人にも悩みを相談できないという人が多いです。

しかしシェアハウスの仲間は、生活をともにしているぶん、いわば第二の家族のような存在。職場での人間関係や、仕事の悩み、将来への不安など、友人には言いづらいような内容でも気軽に打ち明けられるのです。

2:いろいろな人と出会いたいから

20代は、社会に出たばかりで経験も人脈も少ないもの。いわば、「真っ白なキャンバス」といったところでしょうか。若いうちに色んな人と出会いたい、独身のうちしかできないことを謳歌したい……という理由で集まる人もいるようです。

せっかくパーティーや交流会で知り合っても、たいして親しくなれないことってありますよね。そのぶん、日常生活を共にするシェアハウスであれば仲良くなるのも早いです。

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