「子が泣くと すぐさまママに 丸投げだ」~子どもが泣いた際のパパのダメ行動編~【ダメパパ川柳連載 第28回】
育児や子育てに対するパパのちょっぴりダメな部分を、自身も1児の娘のパパである筆者の体験談も交えながら川柳で紹介する連載『ダメパパ川柳』。
前回は「ベビーカー ひとりじゃ上手に 扱えない」をお届しましたが、第28回の今回は、子どもが泣いてしまった際のパパのダメ行動を詠んでみました。
これは親としては失格とも言える行動なので、ママとしても怒りを覚えてしまうでしょうね。
第28回目の「ダメパパ川柳」は…
『子が泣くと すぐさまママに 丸投げだ』
パパになったからには、子育てにも積極的に参加しようという気持ちはあるものの、なかなか上手くいかないことも多いですよね。
中でも困ってしまうのが、“子どもが泣き止まなくなってしまった”とき。
ハッキリ言って、どうしたら良いのかわからなくなってしまいます。
僕も娘(えっちゃん)と遊んでいるときに突然の号泣が始まり、手に負えなくなってしまった経験が何度もあります。
そして、何もできなくなってしまい、妻に娘を預けるしか手がなくなってしまうのです……。
「えっちゃんが泣いたらいつも私に丸投げじゃん。それじゃ成長できないよ!」
妻にはいつもそう言って怒られてしまいます。泣き止まないからといってさじを投げ、妻に丸投げばかりをしていたら、怒られるのも当然ですよね。
いつか“僕が妻に投げられてしまう”かもしれませんね……。
■「あやしてみようとする姿勢」が見たいママは丸投げをされて、自分の負担が多くなることだけに怒っているわけではありません。
もちろん、その怒りも多少はあるでしょうが、それが全てではありません。
親として、泣き止ましてみようとか、“あやしてみようという行動”を取らないことにイラッとしてしまうのです。
ママの方が、必然的に子どもと接している時間が長いので、パパよりも懐いている確率は高いものでしょう。
でも、だからといって、いつまでもママに頼ってばかりで、面倒なことを避けようとするパパの姿には、幻滅だってしてしまいますよね。
■パパのやる気に火をつけることも大事あと、「泣いたらママに預ければいいや」なんて考えでは、パパと2人でお出かけなどもさせられません。
それをパパにはちゃんと話しておいた方がいいでしょう。
「今のままじゃ、いつまで経っても子どもと2人で遊びに行けないよ」なんて言われたら、パパの気持ちも少しは変わるはずです。
子どもが懐いてくれないと感じたら、パパだってがんばってみようと思ってくれることでしょう。
次回の『ダメパパ川柳』のテーマは、「アンパンマン頼りのパパのダメ行動編」です。お楽しみに!