天才テリー伊藤対談「天龍源一郎」(1)今まで自分を規制して生活していた (2/3ページ)
天龍 特に俺は相撲部屋に13歳で入門してますから、格闘界しか知らずに育っているんですよ。そういう意味でかなり偏った生活でしたけど、最近はだいぶまともになりました(笑)。
テリー いちばん変わったのは、どこですか?
天龍 前は「俺が体で稼いで家族を食べさせる」という偉そうな考え方でしたけど、今は「家族で足して10になればいい」という感じになりましたね。俺ができないことは、娘なり女房なりがやって最終的に10になればいいや、と。
テリー 重い肩の荷が下りたんですね。ご家族は、今の人気を喜んでいるんじゃないですか?
天龍 女房には、「相撲やプロレスで一生懸命やってきて今の人気があるんだから、奢(おご)っちゃダメよ」ってクギを刺されてますね。
テリー アラララ、それは手厳しい(笑)。
天龍 娘は事務所の代表で、俺のマネージャーでもありますから、女房よりよっぽど厳しい。よくバラエティの収録後に「どうしてあの時こう言わなかったの!」って怒られてます。
テリー アハハハ、なるほど。それもあって、うまく切り返せないと悔しいわけだ。さすがの天龍源一郎も娘さんには形なしですね。
天龍 彼女のほうが、世の中のことを知っていますから。いろいろ教わってます。
テリー 天龍さん自身は、バラエティを経験してみてどうですか?
天龍 おかげさまで、楽しんでやっていますね。もともと楽しいことは好きでしたから、そういう素養みたいなものは、自分の中にあったと思うんですよ。でも、今までは自分で規制していたんです。例えば、「全日本プロレスのトップがコンビニなんかに行ったらダメだろう」とか。