2016年はマイコプラズマ肺炎流行の兆し 学校での集団感染に注意 (3/3ページ)
また、テトラサイクリン系の抗生物質を使用することもあります。薬剤耐性のものに対してはケトライド系などの抗生物質が使用され、肺炎が重症化してしまった場合にはステロイドが有効とされています。
細菌性肺炎などと診断を誤ると重症化する理由 マイコプラズマは、厳密には細菌ではなく、他の細菌とは構造が異なります。例えば、細胞壁がないので、他の細菌性の肺炎で用いられることが多い、ペニシリン系やセフェム系の薬剤は効きません。
したがって、誤診してしまうと効果のない薬剤を投与して時間が過ぎてしまい、重症化する可能性は十分考えられます。 マイコプラズマ肺炎予防にマスクが有効な理由

マイコプラズマの感染経路は患者の気道粘液などからの飛沫感染ですので、マスクの着用にはある程度の予防効果が期待できると思います。 医師からのアドバイス 咳が長く続いて、何かおかしいな、と思ったら、周囲に広げないためにも一度検査を受けることが大切ですね。
(監修:Doctors Me 医師)