ワインバル店員が教える! ワインの基礎知識(ブドウ品種編)【学生記者】 (2/3ページ)
1.カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)
「黒ブドウの王様」とも称されるカベルネ・ソーヴィニヨンは、赤ワイン用のブドウ品種としては最も代表的なものです。温暖な気候を好むこのブドウは、フランスのボルドー地方をはじめ、世界のさまざまな地域で生産されています。栽培されて間もないころのカベルネ・ソーヴィニヨンは、タンニン(ワインの渋みを作り出す成分)の主張が強く渋い印象を受けます。しかし、熟成を重ねるにつれてタンニンが丸みを帯び、柔らかい渋みとコクのあるうま味を引き出します。僕もカベルネ・ソーヴィニヨン主体のヴィンテージものの赤ワインを何度か試飲会で飲んだことがあるのですが、もう最高of最高でした。ちなみに、ヴィンテージものは基本的に1万円ぐらいを平気で越えてくるので、普段自分のお金では飲めません(笑)。
2.ピノ・ノワール(Pinot Noir)
ピノ・ノワールはカベルネ・ソーヴィニヨンにも引けをとらないポピュラーな品種です。かの有名な「ロマネ・コンティ」もこのブドウから作られています。フランスのブルゴーニュ地方を主な原産地とするピノ・ノワールの特徴は、なんといってもそのフルーティーさです。イチゴやラズベリーのような香りからもわかる通り、タンニンの主張は控えめでいわゆる非常に「飲みやすい」ワインに仕上がります。渋みが少ないため、「ワインはあまり得意ではないけれどトライしてみたい」というお客様や友達には、僕自身このブドウをメインに使用したワインを薦めることが多いです。ワイン入門には最適なブドウだと思うので、みなさんもぜひ試してみてください!
3.メルロ(Merlot)
メルロは、フランスのボルドー地区で最も盛んに栽培されているワインで、カベルネ・ソーヴィニヨンとのブレンドに使用されることが多いです。プラムの香りを思い起こさせるこのブドウの最大の特徴は、まろやかで滑らかな口当たりにあり、優しくて濃厚なワインを生み出します。酸味と渋みがともに控えめなため、こちらも初心者には非常におすすめなブドウの一つといえます。