超変革第二章は中村遺産? 3年前に一目惚れした右腕が再浮上 (1/2ページ)

リアルライブ

 即戦力投手の指名へ。ペナントレース終盤の金本知憲監督(48)のグラウンド外の動向を見る限り、阪神は今秋のドラフト会議で即戦力投手の1位指名を狙っているようである。
 「東京遠征の最終試合前夜(9月10日)、金本監督は四藤(慶一郎)球団社長、高野(栄一)球団本部長に招かれ、会食をしています。会食の目的はドラフト会議に向け、1位指名候補の確認でした。高野本部長は即戦力投手を指名すべきとの意見でした」(球界関係者)
 一部報道によれば、高野本部長は即戦力投手の指名を推す理由として、「今季低迷の敗因は投手陣の低迷」と伝えたそうだ。ドラフト上位で即戦力投手を獲得し、下位でリリーフのできる社会人投手を指名するプランだったが、金本監督は投手力の強化こそ反対しなかったが、敗因は打線にあるとの持論を展開した。
 「今はスカウトたちが意見をぶつけ合う時期でもあるんです。阪神スカウトのなかには将来性で高校生投手を推す者も少なくありません。『ポスト鳥谷』として、右投げ左打ちの内野手をリストアップしてきたスカウトもいます」(プロ野球解説者)

 しかし、本部長が遠征先の東京まで球団社長をわざわざ連れてきたとなれば、金本監督も折れるしかないだろう。
 トップ会談から約2週間が経ち、阪神の新たなドラフト戦略も聞こえてきた。 “中村遺産”が再浮上してきたのだ。慶應大の右腕・加藤拓也投手が上位指名リストに加えられた。
 「今年のドラフトは即戦力投手が少ないですからね。将来性で高校生を上位指名する余裕がある球団はともかく、ほとんどの球団は上位で即戦力の投手を獲りたいと思っているはず。即戦力投手を指名するとなれば、1位指名での競合は覚悟の上で、下位チームから始まる2位以下の指名も『どの投手を先に指名するか』の駆け引きが繰り返されるでしょう」(前出・関係者)

 話は3年前に逆上る。東京六大学リーグ戦の視察に訪れた故・中村勝広GMが「あれ、4年生?」とお供のスタッフに質問したという。加藤投手を見るなり、故人の目付きが鋭くなったそうだ。スタッフが1年生投手であることを伝えたが、「今すぐ連れて帰りたい」と絶賛。視察の目的は有原航平(早大−日ハム)であり、慶應大学の試合観戦はそのついでだった。

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