「自分磨き」ってどうして必要なの?【女子力×依存】の心理 (3/4ページ)
そのために、ダイエットしたり、料理をならったり、きれいな言葉遣いをしたりしていくのです。その努力の積み重ねの最終目標は「自分が生きていく環境をよりよくして、居心地をよくする」こと。
モテたり、羨望されたりと、人より優位に立つことは、それだけで気持ちがいいものです。つまり、周りの女性と比べて「自分は上だ」と思うことで心を安定させているというわけです。
実は、この「周りの女性と比べる」という部分が、「女子力磨き」と大いに関係があります。
男子力依存はないけれど、女子力依存がある理由
ところでなぜ「男子力を磨く」という風には言わないのでしょうか。男性と女性だと、ライバルが出現したときに心理的な違いがあります。男性は、ライバルとの勝負を自分の心の中でする傾向にありますが、女性はライバルと自分を比較して相手を蹴落とすことに解決を見いだします。
男性は、「自分に打ち勝つ」とか「最終的には自分が敵だ」というようなことを言いがちだと思いませんか? これは、ライバルとの勝負に挑んだ際に、勝負そのものに勝つこと以上に、過去の自分に比べてどれくらい今の自分が成長できたかという部分に喜びを見いだす傾向が強いからです。
対して女性は、「あの子よりも可愛くならなきゃ」「あの子には負けたくない」と人と比較して、自分のポジションを位置づけることで自分を保つ傾向にあります。これは女性が少し前の時代まで「選ばれる性」であり、その名残があるため。
ほんの百年ちょっと前まで、日本の男性は妻の他にも女性を選ぶことができました。自由に相手を選べる男性とは違い、選ぶ自由のない女性は、よりよい男性から選ばれるためには他の女性たちをライバルとして見なさなければなりませんでした。そうです。女性の敵は女性……なんです。