「自分磨き」ってどうして必要なの?【女子力×依存】の心理 (2/4ページ)
その辺りから、「どれだけ男性からモテて、いい思いができるのか?」「いい思いをしたことで、どれくらい他の女性から羨ましがられるのか?」というモテ力を、「自分をはかるものさし」の一つとして用いるようになってきました。そう、女子力の裏テーマには“モテ”があるのです。
また同時に、この世代の女性たちは年々女性の社会進出が進んでいった時代に育ちました。学校や受験では勉強の偏差値をはかられ、プライベートでは女性としての偏差値をはかられてきました。
つまり向上心を持つことを常に強いられてきたのです。それがバブル世代からANGIE世代までの女性たちです。
反面、平成世代は「ゆとり世代」とも呼ばれ、競い合うことを強いられてきていません。安定志向を持っていると言われており、上をめざさない、今の状態が続けばOKというユル〜イ世代。そのため、「女子力で競う」「女子力の高さでマウンティングする」のはあまりしないのです。もっともこの世代に依存がないかと言えばそうではありませんが……。
さて、「モテ力」を「自分をはかるものさし」の一つとしているANGIE世代からバブル世代までの女性たち。少し前までは、結婚したり、子どもを産んだりと、ある程度の年齢になれば今の時代ほど女子力で勝負しなくてもよかったのですが、今や「大人女子」や「美魔女」という言葉が生まれ、アラフォー以降になっても女子力を維持しなければならなくなっています。
彼女たちは、ただ男性からチヤホヤされる“モテ”をめざしているのではありません。女子力の高さは対男性、対女性、両方に対して効いてくるからです。
「女子力をあげよう」というモチベーションには、「人からよく見られたい」、もっと言えば「人から羨望されたい」「人よりも優位にいたい」「女性ヒエラルキーの中で上のランクにいたい」という気持ちがあります。