天才テリー伊藤対談「衣笠祥雄」(2)阪神の金本監督は悔しがってるかも (2/2ページ)

アサ芸プラス

同じ自分のスタイルで投げ続ける、これがエースですよ。それを野村は黒田から見習った、僕はそんな気がします。

テリー 新井選手は絶対、今年のMVP候補ですね。

衣笠 新井もいちばん変わったのは気持ちですよね。彼は阪神に行った時に一度死にかけたんですよ。みずから望んで「自由契約にしてください」と球団に申し出て「どうぞ」と言われた。つまり、選手としては一度死んだも同然です。

テリー そうですね。

衣笠 でも、そこからよく復活しました。新井は“気持ち”をエネルギーにしている選手だと思うんです。まず、彼には2000本安打達成への強い思いがあったんじゃないかと思うんですね。だからこそ、もう一度、自分がポジション争いをできる場所を求めて広島に戻ってきた。

テリー いわば背水の陣ですね。

衣笠 そうです。それで、また広島のファンが温かく迎えましたからね。

テリー 一度出ていった選手にもかかわらず。

衣笠 新井本人も悩んだと言っていましたけど、広島のファンは若い時からがむしゃらに練習する彼の姿を見ていますからね。そんな熱狂的な後押しに乗せてもらった部分もあると思いますよ。

テリー (阪神の)金本監督は「何だよ、俺んとこにいる時に打ってくれよ」と思ってますよね(笑)。

衣笠 そりゃ確かに思うかもわからないけど(笑)、意外と「新井のためにはよかったな」と、金本は思ってると思いますよ。広島でなければ、ここまでできたかはわかりませんから。

「天才テリー伊藤対談「衣笠祥雄」(2)阪神の金本監督は悔しがってるかも」のページです。デイリーニュースオンラインは、衣笠祥雄週刊アサヒ芸能 2016年 10/6号広島カープテリー伊藤金本知憲スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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