サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「古豪ディサイファが抜け出す」 (2/2ページ)
年齢的には上昇著しい4歳、充実ぶりを見せる5歳がやはり優勢で、3歳馬の善戦ぶりも目立つ(今回は3歳馬の参戦はない)。
であれば、リアルスティール、ルージュバック、そして巻き返しを図るアンビシャスの生きのいい4歳馬に目がいってしまいがちだが、7、8歳馬もよく頑張っている。穴党としては、その古豪に目をつけてみた。狙ってみたいのは、7歳馬のディサイファだ。
とにかく仕上がり状態のよさが目を引く。安田記念(6着)以来、4カ月ぶりの実戦になるが、札幌記念(8月21日)で復帰するプランもあっただけに乗り込み量は豊富。臨戦態勢はきっちりと整えられている。
1週前の追い切りでは、馬場状態の悪い坂路で54秒0、上がり38秒9-12秒5(ゴール前仕掛け)。単走では、しまい13秒を切ることが少ない馬が、あっさりと好時計をはじき出したのだ。
「札幌記念を使わず、ここに照準を合わせたのが正解。走りづらいWコースでこの時計。1週前の稽古としては言うことなし。衰えもないですし、この分なら‥‥」
手綱を取った小島良調教助手がこう言って相好を崩したほど。仕上がりがよければ、元来、鉄砲駆けが利き、東京コースを得意としている馬。しかも1800メートルの距離もベスト。期待しないわけにはいかない。
近親、一族にグラスワンダー(有馬記念連覇などGI4勝)、デヴィルズバッグ(米2歳牡馬王者)、名牝グローリアスソング(カナダ年度代表馬)など活躍馬が多数いる良血。道悪も上手で、チャンス十分と見た。