薄毛に悩む女性は600万人も! 効果的な対処法は?

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今年2月に、東京医科歯科大学の研究チームが年とともに薄毛になる仕組みを解明したと発表しました。薄毛についてはまだまだ不明瞭なことが多いですが、将来、いくつになっても髪が生えてくるかもしれない未来が待っているかもしれません。薄毛治療も年々進化し、治療する人の大部分が効果を得ています。2016年2月22日放送、「スッキリ!!」(日本テレビ)では、女性の薄毛についてを扱いました。

女性専門の薄毛治療クリニックである東京ビューティクリニック高橋先生は、長年毛髪研究を行い、2万人もの患者を治療してきた実績を持ちます。同クリニックは2013年開業し、130人だった患者さんが2年で30倍の3996人にまで膨れ上がりました。製薬会社の調べでは、女性約600万人が薄毛に悩んでいるそう。ホルモンバランスの乱れやストレス、加齢などが原因とみられています。男性の薄毛は、特定の男性ホルモンの増加が主な原因となっていてわかりやすく、治療法も確立されていますが、女性は原因が未解明です。

女性は圧倒的に"びまん性脱毛症"が多いといいます。びまん性脱毛症とは、髪が全体的に間引かれたように薄くなるもの。薄毛は髪が抜けても次の髪が生えてこなかったり、前より細い毛が生えてくることで、だんだん透けて見えるのです。

男性は生え際や頭頂部から薄くなるのに比べて、女性は全体的に薄くなるのが特徴。女性は、次第に分け目や頭頂部が透けてきます。また、髪を結ぶなど長時間引っ張られる状態が続くため、それで生え際が薄くなる牽引性脱毛症や、出産後に女性ホルモンのバランスが変わることにより起こる分娩後脱毛症などがあります。治療にはその人の薄毛の原因を早急に突き止め、体質改善や生活習慣の改善をしていく必要があります。

高橋先生によると、巷で行われている薄毛対策は間違ったものも多いそう。頭皮の柔らかい毛・硬い毛は発毛に直接的な因果関係は証明されていません。頭皮マッサージは、リラックス効果があったり血行が良くなっても一時的で、強い毛を作るには至らないと考えられています。

風呂あがりの髪をドライヤーで乾かすのと自然乾燥では、髪に良いのはドライヤーで、髪は濡れると保護するキューティクルが開いてしまい、髪が擦れ合うだけでダメージとなるので、素早くドライヤーで乾かすのが正解。濡れたままドライヤーで乾かすのではなく、一回タオルで軽くふきとった後に、ドライヤーで乾かすといいそうです。ふくときは激しくこすらず、髪をはさんで優しく叩くようにふくようにしましょう。



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