余命はもう決まってる?「あなたの潜在寿命」チェック (3/4ページ)
でもコレ、決して眉唾の血液型占いが根拠ではない。
07年にニッセイ基礎研究所が発表したレポートによれば、100歳以上の長寿者に占めるB型の割合は29%。これに対し、日本人全体のB型の割合は20%程度。一方、A型は40%と一番多いが、100歳以上の割合は34%にとどまっている。
続いては、第一子(長男、長女)に長寿が多いというもの。第一子だから、他の子より大切に育てられる……なんていうのは昔の話。「12年に米国で行われた調査によれば、100歳以上の高齢者に第一子が多いことが確認されています。さらに、25歳未満の母親から生まれた場合が、特に多かったことが確認されています。母親の胎内にある卵子は30歳以降、急速に老化していることが知られていますからね」(前出の岡田氏)
逆に言うと、第一子であっても、高齢出産の子なら長寿条件には該当しない可能性があるということ。自分は母親が何歳のときに生まれたのか、思い出してみてほしい。
夢をよく見る人も長寿の傾向といわれる。「夢をよく見る=眠りが浅い=十分に疲れが取れない」と連想してしまうが、なぜ? 「夢をよく見る人は、深い眠りに導く睡眠誘導ペプチドという物質の体内分泌量が少ないことが分かっています。そして、この物質の大量分泌は、健康を害するとの説があるからです」(医療ジャーナリスト)
健康診断で医師から指摘されることが多い血圧に関しても、意外な結果がある。実は、血圧は高めぐらいが長寿にはよいとされているのだ。ただ、これは80歳以上の高齢者に顕著な話。「15年にポーランドの研究者が発表したデータでは、100歳以上の高齢者は、最高血圧140以上、最低90を超えて、さらに長生きできるという結果があります」(前出の岡田氏)
生活環境も寿命に大きく影響している。やはり、緑の多いところで暮らしている人は長生きが多いようだ。空気がキレイなうえ、森林浴効果でストレス解消ができるからだ。その点、山に囲まれた長野県は同条件を満たしている。実際、長野県は都道府県別平均寿命で堂々1位(男性80.88歳=厚労省13年データ)に輝いている。さらに、長野県のように標高が高い場所に暮らしている人も長寿が多いという。