サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「レインボーラインの末脚が穴!」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

血統的に見て長丁場では‥‥と首をかしげたくなる馬が勝ったのは、馬単導入後、昨年のキタサンブラックぐらいだろうか。同馬は、父が菊花賞も勝った怪物ディープインパクトの全弟だけに問題ないと見る向きも多いが‥‥。

 ということで、穴党としては、やはり伏兵陣の中から。それも「長丁場はドンとこい!」という馬に目をつけたい。

 狙いはズバリ、レインボーラインだ。勝ち鞍3勝のうち2勝がマイル戦。良績はマイルに集中しており、3000メートルはどうか、と見られてもやむをえない。

 が、息の長い末脚が武器で、相手なりに走る勝負根性が身上の馬。札幌記念で古馬一線級に食い下がったのを見て、関係者は「長丁場も大丈夫」と判断。その後は菊花賞一本に備え、万全を期して調整してきた。それが、まず好感が持てるところである。

 菊花賞を勝ったオルフェーヴル、ゴールドシップを出したステイゴールドが父で、祖母の父は、菊花賞2着のレインボーアンバー。距離を不安視するどころか、3000メートルは望むところであろう。

 牡馬にしては小柄だが、かき込むようなバネの利いた走法から道悪も上手なはず。晴雨にかかわらず、大きく狙ってみたい。

 逆転候補は、レッドエルディスト。神戸新聞杯は余裕残しの状態で、差のない3着。上がり目は十分で、直線の長い京都は得意とするところだ。オージールールズ(GI仏2000ギニー)、アレグレット(GIロイヤルオーク賞)、アルボラーダ(GIチャンピオンS)など近親、一族に活躍馬が多数いる良血。チャンス十分と見た。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「レインボーラインの末脚が穴!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 10/27号レインボーラインレッドエルディスト水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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