『手紙は憶えている』を手がけた巨匠アトム・エゴヤン監督が影響を受けたのは伊丹十三監督! 日本映画フリークな一面を明かす (1/3ページ)
70年前に愛する家族を殺されたアウシュヴィッツ収容所の生存者によるナチスへの復讐の旅を追った物語『手紙は憶えている』が10月28日(金)より公開される。
旧い友人から託された1通の手紙をきっかけに、70年前の事件が動き出す――。ナチスに家族を殺されたゼブの復讐の旅は次々に新事実を浮かび上がらせ、物語は決して予想の付かない衝撃の結末を迎える!
第二次世界大戦やホロコーストを題材にした映画はこれまでにも数多く作り出されてきたが、本作はそれらと一線を画す作品になっている。主演に、オスカー俳優クリストファー・プラマーを迎え本作の監督を務めるのは『スウィート ヒアアフター』(97)、『白い沈黙』(14)の名匠アトム・エゴヤンだ。
日本の映画ファンからも熱い支持をうけるアトム・エゴヤン監督。そんなエゴヤン監督に、日本映画について話をうかがうと、「日本映画には非常に大きな影響を受けました。日本は豊かな映画の歴史を持っていて、黒澤明監督、小津安二郎監督、溝口健二監督はもちろんですが、今活躍している世代にも好きな監督はたくさんいます。中でも是枝裕和監督は友人でもあり、来日した際には対談もしました。彼の作品は初期のドキュメンタリーからずっと見ています」とかなり多くの日本映画を観ているようである!
また、「若いときに大きな影響を受けたのは伊丹十三監督です。彼の作品はユーモアが溢れていて、『マルサの女』(87)、『マルサの女2』(88)は大好きです」と、伊丹十三監督に関しては特に熱い思い入れがあることを明かし、「役者としても非常に素晴らしい方で、森田芳光監督作『家族ゲーム』(83)は私にとって重要な映画です。