メラノーマはほくろによく似た皮膚がん!3つのタイプを知っておこう (3/4ページ)
がんが疑われる場合の確定診断には、一部を切り取って細胞の病理検査をする生検が行われますが、メラノーマの場合は、生検によって転移を助長してしまう恐れがあるとも言われており、
一部ではなく全部を切除してから生検を行うこともあります。
センチネルリンパ節生検
メラノーマがリンパ節に転移する場合、センチネルリンパ節というリンパ節にがん細胞が入り込んでから、メラノーマの所属リンパ節へと転移します。
手術でメラノーマを切除する前に、センチネルリンパ節を切り取って病理検査を行い、転移しているかどうかを調べます。
センチネルリンパ節に転移がなければ、2%以下の確率で他のリンパ節への転移も起こっていないとされます。
転移があれば、メラノーマが所属するリンパ節をすべて切除する手術が行われます。
メラノーマの治療メラノーマの病気の進行度(病期)に沿った治療が行われます。病期はリンパ節転移の有無、他の臓器などへの転移の有無、がんの厚さ、潰瘍の有無によって決められます。
メラノーマの病期
・0期:上皮内にがんがとどまっている
・1期:リンパ節や他への転移はなく、
A:がんの厚さは1ミリ以下で潰瘍がない
B:厚さ1ミリ以下で潰瘍がある、または厚さ1~2ミリ以下で潰瘍がない
・2期:リンパ節や他への転移はなく、
A:がんの厚さは1~2ミリ以下で潰瘍がある、または厚さ2~4ミリで潰瘍がない
B:厚さ2~4ミリ以下で潰瘍がある、または厚さ4ミリ以上で潰瘍がない
C:厚さが4ミリ以上で潰瘍がある
・3期:リンパ節や周りの皮膚に転移がある
・4期:他の臓器へ転移がある
手術
1~3期の場合は手術でメラノーマをすべて切除する手術を行います。切除する範囲は、再発を予防するためにメラノーマの周囲の皮膚も広めに切除します。
深さはがんの進行度に合わせて決めます。手術後にがん細胞の増殖を抑えるためにインターフェロンベータ製剤を手術でメラノーマを切除した周辺に注射することもあります。