睡眠障害はPMS(月経前症候群)症状の1つ? 睡眠障害と女性ホルモンの関係 (1/2ページ)

Doctors Me

「Doctors Me(ドクターズミー)」コラム画像
「Doctors Me(ドクターズミー)」コラム画像

不眠症など、睡眠に関わる悩みを抱えている人が多い日本。女性の方が睡眠に悩みを抱え、不眠症になりやすい傾向があるそうで、その性差の原因は、女性ホルモンの分泌によるところが大きいといいます。



睡眠障害はPMS(月経前症候群)症状の1つだった

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があり、それぞれが身体の管理、妊娠、出産を支える役割を担っています。エストロゲンの分泌が多いときは心身が安定する一方で、プロゲステロンが多く分泌される時期は心身がやや不安定になりやすい状態になります。例えば生理2週間くらい前から起こるPMS(月経前症候群)では、プロゲステロンの分泌によりむくみ、頭痛、腹痛、腰痛、めまい、倦怠感、不安、抑うつ症状などが出やすくなります。

また、PMSの症状の1つに睡眠障害があります。生理前だけ眠りが浅くなる、何度も目が覚めるのは、女性ホルモンの分泌による睡眠障害の一種。この事実だけでも、睡眠と女性ホルモンは密接に関係していることがわかりますよね。



ピル(経口避妊薬)を飲んでいると睡眠障害が起こりやすい?

避妊だけでなく、ホルモンバランスや月経の状態を安定させるためにピル(経口避妊薬)を飲んでホルモンバランスをコントロールしている女性も多いと思います。ピルの基本的な仕組みは、血中に女性ホルモンが十分ある状態になり、脳が妊娠している状態と勘違いし、排卵が起こらなくなるというものです。妊娠中は「高温期」といわれる、体温が高い状態が続きますが、ピルの服用中も高温期と同じ状態になります。


このピルは、睡眠障害を誘発する可能性があるという研究結果があります。

SRIインターナショナル人間睡眠研究のチームが、ピルを服用している女性とそうでない女性で、睡眠にどのような違いがあるかを比較しました。その結果、ピル服用グループはノンレム睡眠とも言われる深い睡眠が少ない傾向にあることが分かったというのです。

「睡眠障害はPMS(月経前症候群)症状の1つ? 睡眠障害と女性ホルモンの関係」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る