連載「となりのビッチちゃん」~第15回:中絶ビッチちゃん (1/4ページ)
性感染症の予防にはコンドームを!ということを訴えた前回でしたが、今回は望まない妊娠について。
本来祝福されるはずの妊娠がつらい過去に変わってしまったビッチちゃんの、悲しい例を紹介します。
◆ひとつの過ちで全て崩壊……中絶ビッチちゃん
年齢:30代前半
今回ご紹介するビッチちゃんとの出会いは学生時代にまで遡ります。
同じバイト先で同年代のビッチちゃん。彼女とは音楽の趣味が合い、CDの貸し借りをしたりするうちに仲良くなっていきました。当時私も下北沢が好きなサブカル系女子で、お互いそういったところに親近感を覚えたのかもしれません。
大学三年生くらいのことでしょうか。彼女から、休みの日に急に連絡がありました。
「私、妊娠したかもしれなくて……」
私が知っている彼女は、バイトにも学業にも私生活でも真面目すぎるくらいで、まさか「できちゃった」なんて信じられませんでした。
聞けば同じ大学のサークルの彼との間にできた子のようで、サークル内で話が漏れることを恐れて私に連絡してきてくれたようです。彼女は産みたがっていましたが、まだふたりとも学生であったことなどが理由で、中絶することになってしまいました。
しばらくの間ビッチちゃんはふさぎ込んでいましたが、相手の彼の励ましもあり、次第に元気を取り戻していきました。
しかし一年も経たないうちに、また彼との間に、二回目の妊娠をしてしまいます。
今後こそふたりで結婚して産もう、と思っていたビッチちゃん。