大学生が使いがちなバイト敬語! 「よろしかったでしょうか」が間違っている理由 (2/2ページ)
また、「よろしいですか?」と尋ねるのは、相手に答えを迫っているように思わせてしまうから……という配慮から、より遠回しに「よろしかったでしょうか?」としているのでは?という説もあります。こう考えると、「絶対にダメ!」と断じるのは難しいケースもあるようです。
■使っていいの? ダメなの?⇒重要なのは「相手に対する配慮」
一般的には「正しくない」とされるバイト敬語。しかし一方では「完全に間違いとは言い切れない」という現状もあるようです。ここで気になるのが、「じゃあ結局、使っても良いの? ダメなの?」という点だと思います。こんなときには、ぜひ敬語を使う意味について考えてみてください。
敬語を使うのは、会話の相手を不快にさせないためです。文法的には間違っていなくても、目の前の相手が違和感を覚えれば、それは敬語として成り立っていません。相手を不快にさせない言葉を選択するべきでしょう。
また、「どう伝えれば、相手にきちんと伝わるのか」をきちんと考えることも重要です。たとえば、「以前は○○でしたが、今回もまた同じものでよろしかったでしょうか?」という場面であれば、相手にも「過去の確認」という意味合いが伝わるはず。大切な部分を省かないことが重要です。また「見てすぐにわかること」や「直前の事象」に対して過去形を使うのは、どう考えても不自然なこと。マニュアル化して、どんな場面でも「よろしかったでしょうか」と伝えるのではなく、「今、どう伝えるべきなのか」を検討し、正しい言葉を選択する必要があります。
どこでも耳にする「よろしかったでしょうか?」ですが、実は使える場面は限定的なもの。より広範囲で使える「よろしいでしょうか?」を習慣化するのがオススメですよ。
(ファナティック)