ショートスリーパーはなぜ睡眠が短くても大丈夫なの?その性格と遺伝子的特徴とは (1/2ページ)
みなさんは、睡眠時間が短くても平気な「ショートスリーパー」にどのような印象を抱いていますか?
ショートスリーパーの平均睡眠睡眠は4〜5時間(中には3時間しか寝ていないという猛者も!)。ちなみ現在、アメリカ大統領選を戦っているドナルド・トランプ氏は平均して約3時間睡眠なのだそう。人より短い睡眠時間でも常に精力的で、時に常人離れしたようなスーパーマン的な活動を行えるなんて羨ましい限り。ショートスリーパーは仕事ができて完全無欠、という印象もありますが、実はちょっとした弱点もあるのだそう。
ショートスリーパーは単調さに弱い!?
その弱点とは、「判断力・注意力が必要な仕事には鋭さを示す反面、刺激の少ない単純作業に対しては、驚くほど疲れを感じやすい」というものです。
多くの睡眠研究では一般的に、6時間以下の睡眠が続くと体調がおかしくなることや、平均7時間未満の睡眠では判断力や論理的思考力に問題が生じることが指摘されています。その一方で、ショートスリーパーたちは、睡眠時間が少なくても、そのような問題が生じることはなく精力的に活動できるとアピールしています。
この相反する主張、科学的にはどちらが正しいと言えるのでしょうか?
そのヒントとなるのが、ユタ大学の研究チームが行った「平均睡眠時間6時間以上のグループ、6時間以下で日中眠気を感じないグループ、6時間以下で日中眠気を感じるグループの3グループに分けて、MRI検査を行う」という実験です。
実験では、被験者は検査中に眠らないように指示されていたにも関わらず、「平均睡眠時間6時間以下の2グループで、ほんの少しの時間だけ居眠りが発生した」そう。
これは、普段から脳の覚醒システムがひっきりなしに働いている平均睡眠時間6時間以下のショートスリーパーが、MRI検査という“積極的に頭を働かせられない状況”に陥ったことで、脳が覚醒から休息にスイッチされ、どっと疲れが押し寄せたのだと考えることができます。
つまり睡眠時間が短い人は、あまり頭を使わない単純作業が苦手(疲れやすい)ということ。