子どもの自己肯定感を高めたいなら?重要なのは9歳までの育て方 (3/3ページ)

Suzie(スージー)

すごいね! 頑張ってるね!という言葉だけではすぐボキャブラリーが尽きてしまうんです」と語ります。

このような環境だからこそ、親は子どもに対して意識的に褒める言葉をかける必要があるのだそう。

「イケてるね!」「天才じゃん!」など、言葉を工夫して言葉を伝えることによって、子どもも親が褒めていることを作業的に感じることなく受け入れることができるのだそうです。

褒めることに重点を置くと、次はどんな言葉で褒めようかと考えたり、小さなことでも子どもの良いところを探そうという目線で子どもを見ることができたり、親自身にも子育てを楽しむことができるメリットが詰まっているように感じますね。

「たくさん褒めてあげることって、自己肯定感を育てることでその後の人生に影響する、ということももちろんあるけれど、子ども自身が人生で何度も訪れる辛い場面で“自分にはこれがあるから大丈夫だ”と感じることができる逃げ場を作ってあげることでもあるんですよね」

と話すおのころ心平さん。

子どもの自己肯定感を育てることは、周囲の言葉や環境で自分自身の軸をぶらすことなく生きていける子どもを育てるということなのですね。

子育てに対してプレッシャーの多い現代。私たち日本人はどうしても周りの目を気にして、あれもダメ、これもダメ、と言ってしまいがち。一度、自分が普段子どもに対して投げかけている言葉を思い返してみませんか?

してはいけないこと、できていないことを教えるには多くの言葉が必要ですが、「褒める」ということはたった一言でも気持ちが通じる親子にとって最高のコミュニケーション。

「褒める、これだけやれば大丈夫」そう考えて実行するだけで、親自身の自己肯定感も高めることができるはずです。

(文/Rina Onodera)

【取材協力】

※おのころ心平・・・一般社団法人自然治癒力学校理事長。カウンセラー。著書は『子供の脳力を引き出す ここ一番の言葉』(かざひの文庫)、『最強のココロ整理術ibマッピング』(マガジンハウス)など。

【参考】

※おのころ心平(2016)『子供の脳力を引き出す ここ一番の言葉』かざひの文庫

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