【世界の食文化】知られざるノルウェーの国民的食べ物「ブルノスト」とは? (1/3ページ)
北欧ノルウェー。
近年話題を呼んだ、ディズニー映画『アナと雪の女王』の世界は、ノルウェーがモデルのひとつとなりました。
その壮大な景観を一目見ようと、現地を訪れる旅行客が後を絶ちません。いまでは映画のモデルとなった地域を訪ねるツアーも企画されるほどの人気です。
しかしノルウェーの食文化については、どのようなイメージがあるでしょうか?
今回ご紹介するのは、ノルウェーの国民食とも言える「ブルノスト(Brunost)」。
英語ではブラウンチーズと呼ばれていますが、ノルウェーの冷蔵庫に必ず1つは入っているといわれるほどの食べ物です。
チーズという名前が付いていますが、その味わいはキャラメルに近い味わいです。
・ブルノストとは
ブルノストは、ホエイ(乳清)にミルクとクリームを加え、火にかけ水分を蒸発させて作ります。
独特の甘みがありその味は、ほんのりチーズ風味、甘さ控えめのキャラメルといった感じです。
伝統的なものは、山羊のミルクを使いますが、最近は牛乳を混ぜた物が人気です。
・ブルノストが出来た訳
1863年のある日、牛の乳搾りをしていたノルウェー人女性アン・ホヴ。
彼女のふとした思いつきから出来上がった「ブルノスト」が、いまやノルウェー人には欠かせない食べ物になっていたのです。
その功績をたたえ1933年、87歳になったアンにはノルウェーの国民勲章が送られました。
・何にでも合う、美味しい「ブルノスト」
バターを塗ったトーストでブルノストをサンドすると程よい甘さと、バターの塩加減がちょうど良くマッチします。

ノルウェーの国民的パンケーキ「レフサ」は、薄く焼いたパンの様なもの。