頼り過ぎると下剤依存症を引き起こすことも...便秘薬との正しい付き合い方 (2/4ページ)
塩類下剤
<成分>
酸化マグネシウム
<効能>
マグネシウムなどの塩類は腸から吸収されないため、服用すると腸管内の浸透圧が上がり、腸内の水分が増すため便が柔らかくなりカサが増大え大腸が刺激され排便が促されます。
坐剤
<成分>
・炭酸水素ナトリウム
・ビサコジル
<効能>
坐剤は、炭酸水素ナトリウムを含み直腸内で炭酸ガスを発生させます。その炭酸ガスが直腸を刺激し排便を誘発します。効果の発現が早いことも特徴で肛門に挿入後、15~30分で効果が現れます。 下剤を使用する際に起きる副作用

下剤の使用によって起こりうる副作用をあげると以下のようなものがありますが、 発生頻度や重症度は個人差があります。
・腹痛
・痙攣
・便秘の悪化
・動悸
・不整脈
・むくみ
下剤は、用法・用量を守って服用すれば大きな副作用の心配はありませんが、便意に腹痛を伴う場合がありますので注意が必要です。下剤依存症とは下剤を多用した結果、腸の蠕動運動が低下し、下剤を服用しなければ自然な排便が起きにくい状態となり、さらに下剤を多用してしまう悪循環を「下剤依存症」といいます。
依存してしまう原因
一番の原因は、下剤の長期服用により腸本来の動きが鈍くなることです。特に注意が必要なのは、大腸刺激性下剤の長期服用です。