PC・スマホからは逃げられない! 眼科医も実践している目を守る方法とは (1/4ページ)
“一日中テレビを見ない”人はいても、“パソコンやスマホを一日中見ない”人はいないように思われる現代日本。老若男女を問わずに身近になったパソコンやスマホですが、付き合い方を考えないと目に優しいものとはいえません。
そこで今回は、パソコンやスマホから目を守るのに心がけてほしいことや実際にやっていることを、眼科医・岡野先生に聞いてきました。
パソコンやスマホを使うときの目への影響は?
パソコンやスマホ(以下、デジタルデバイス)を使うときに、目の健康を守るためにはどのような点を注意しなければいけないのでしょうか。
●緊張し続ける目の筋肉
ものを見るにはピントを合わせなければなりません。同じ距離のものを見続けるには、同じ力で筋肉を動かす必要があります。しかし、人間は同じ力を出し続けることが苦手です。同じ場所を見続けることが目の筋肉疲労を起こします。
●紫外線(UV)
光には有害な成分がありますが、皮膚はメラノサイトで守られています。目では、角膜や水晶体が多くのUVを吸収しますが、長期間さらされることで白内障の原因になります。また、同じく光が当たる網膜はルテインで守られていますが、ルテインは加齢によって減少するため、加齢とともにダメージを受けやすくなります。
●ブルーライト
デジタルデバイスから発せられる強い単一波長の青色光(通称:ブルーライト)は、長時間目に当たることによって、網膜経由でホルモンや精神的影響を及ぼす可能性があることを指摘されています。
●ドライアイ
目の表面が乾く病気で、デジタルデバイスの使用の他にもさまざまな原因で発症します。涙の量が不足したり、涙の質や成分のバランスが崩れることによって涙が均等に目に行きわたらなくなり、不快感や見え方の悪化、さらには角膜に傷が生じたりする病気です。