なぜ報じない?三代目JSBの”レコ大買収”を黙殺するテレビ局への不信感 (2/2ページ)
■報道しない自由で失う視聴者の信頼
テレビ局のこういった姿勢は、特に最近多いように思える。
「有吉弘行(42)と夏目三久(32)の熱愛報道も、田辺エージェンシーの田邊昭知社長(77)が報道規制をかけたと言われています。事実、テレビではほとんど報道しませんでした。しかし、最近の視聴者は情報をテレビだけではなくネットからも手に入れられます。こうした報道規制は逆効果になるだけ。テレビが報道しないことによって、ますます信憑性を高めてしまう。さらに、視聴者のテレビや芸能界への不信感も募っていく」(前出・週刊誌記者)
“芸能界のドン”に押さえつけられてしまったような、テレビの報道姿勢。それによって、芸能界やテレビ業界には自浄作用はないと証明してしまった。テレビ離れが進むのも頷ける。
- 文・安藤美琴(あんどう・みこと)
- ※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。