【プロ野球】来季への布石はどう打った? 今季、最下位に沈んだオリックスのドラフト結果を振り返る (1/2ページ)
投手が大豊作といわれた今年のドラフト。最下位に沈んだオリックスとしては、このドラフトで新しい戦力を補い、なんとか巻き返しを図りたいところ。はたしてどんな選手が獲得できたのだろうか。
■クジ運の悪いオリックス
オリックスは、ドラフトでのクジ運がすこぶる悪い。2005年から11連敗というひどい結果だ。最近3年は競合を避け、一本釣りの指名に成功している。
だが、今年は投手の大豊作年。1位指名が重複してクジを外したとしても、「外れ1位」でよい選手を指名できる可能性が高い。だから今年のオリックスのドラフトは、久しぶりにクジ引きになるのではないかと予想された。
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■1位指名・山岡泰輔(東京ガス)
オリックスの1位指名候補には、創価大の田中正義、桜美林大の佐々木千隼、明治大の柳裕也、履正社高の寺島成輝らの名前が挙がっていた。このなかでも、ファンの間では寺島を望む声が多かったようだ。
寺島は地元関西の選手であるし、履正社高はT-岡田の出身校でもある。やはり現在所属する選手に関係のある選手を応援したいのが、ファン心理だろう。
しかし、福良淳一監督が望んだのは即戦力投手。開幕カードで投げられる投手ということで、田中と迷った末に指名したのが、社会人ナンバーワン投手・東京ガスの山岡泰輔だった。
山岡にも重複指名があるかと思われたが、結局のところ重複せず、またしても一本釣りという結果に終わった。今年こそクジ引き連敗をストップするシーンを見たかったが、残念ながらかなわなかった。
■投手中心にバランスよく
2巡目の指名は、いの一番に指名ができるオリックス。2位は立正大の投手・黒木優太を指名。社会人、大学生と2名の即戦力投手の指名ができ、ほぼチームの思い通りのドラフトになったのではないだろうか。
最終的にはドラフトで9名を指名した。投手6名、捕手、内野手、外野手がそれぞれ1名の投手を中心とした指名。カテゴリー別では高校生4名、大学生2名、社会人3名とバランスよく指名した。
育成ドラフトでは投手2名、捕手、内野手、外野手がそれぞれ1名で、高校生1名、大学生3名、独立リーグ1名という指名だった。
ただ、投手6名は全て右投手。育成の2名の投手も右投げだ。1人ぐらい左投手を指名してもよかったのではないかと思う。